イスカンダル計画で誘致されている企業の中でも、
ひときわ大きな存在感を放つ
パインウッド・イスカンダル・マレーシア。
このスタジオで撮影されているテレビドラマシリーズ
「マルコ・ポーロ」の放映がとうとうアメリカでスタートし、注目を浴びる中、
来年から数百万ドル級のハリウッド映画の撮影がスタートすることが明らかになりました!
このパインウッドで撮影されることになるハリウッド映画「エイリアン・シティ」について12/3(水)、
マレーシア・クリエイティブコンテント協会(CCAM)と北京の映画関係会社MULUとの間で覚書が交わされました。
今回の調印は、ASEAN Cultural Week 2014のイベントに合わせて行われ、大変な盛り上がりを見せました。
映画は、東南アジアが舞台のストーリーとなっており、
制作には、アメリカに加え、中国、マレーシア、インドネシアが参加。
まずは5000万リンギット(1500万USD)の予算から撮影をスタートするとのこと。
映画製作に関しては、CCMAとMULUが中心となり様々なアシスタントを行っていく予定。
例えば、マレーシアでの撮影では、CCMAが撮影許可申請等の手続きや
機材の調達、運搬、クルーの住居手配、キャッシュバック申請などを全面的にサポートします。
今回のパインウッド・ハリウッド映画撮影決定の背景として注目されているのは、
マレーシアでの映画撮影で受けられるこの30%のキャッシュバック制度です。
マレーシアのコミュニケーション・マルチメディア省は、2013年より
マレーシアで撮影される映画に対する優遇制度(The Film in Malaysia Incentive=FIMI)をスタート。
500万リンギット(156万USD)以上の製作コストを費やす海外映画制作会社が、
30%のキャッシュバックが受けられるという制度です。
中国のロマンティックコメディ「ワンナイト・サプライズ」で有名なジン・イーメン監督は、
2年前のペナンでの撮影では30%キャッシュバックがなかったので残念だったが、
次の撮影場所の候補を決めるにあたって、この割引制度はとても有利になると言っています。
映画撮影の誘致政策として打ち出されたこのキャッシュバック制度は、
着実に注目を浴び、成功を収めているようです。
今後、パインウッドスタジオにさらなに白羽の矢が立つことは間違いありません。
パインウッドによるイスカンダルへの経済効果は絶大です!期待が高まります!
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