ジョホール州のイブラヒム・イスカンダル州王(スルタン)の戴冠式がいよいよ3月23日に執り行われます!
現地ジョホールバルは、世紀の一大イベントに沸いています!
3月16日に7発の祝砲とともに王室旗の掲揚がなされ、一連の行事がスタート。
22日には王宮で、州内の川から運んだ水で新国王が身を清める「沐浴の儀」が行われるそうです。
また、州の公式披露宴は30日に予定されており、これらの行事には、ナジブ首相のほか、ブルネイ国王やシンガポールのリー・シェンロン首相、各地の王族などが列席することになります。
王室は今回の儀式のために、2つの特別な紋章を作成。
非政府組織(NGO)や民間企業も、許可を得た上でこの紋章を使用した独自の記念品を制作することができます。
また、2月1日からは特設ホームページも公開され、戴冠式に関する情報が掲載されています。
▽戴冠式特設ホームページ
http://kemahkotaan.johor.gov.my/?lang=en/
イブラヒム州王は、父であるイスカンダル前州王の逝去を受け、
2010年1月23日第5代州王に即位。
しかし、戴冠式は王宮の改修などを理由に、これまで長らく延期されていました。
今年に入り、正式に戴冠式の日程が発表され、
戴冠式当日(3月23日)は、パブリックホリデーとなります。
特別に加えられた祝日のため、インターナショナルスクール等では
直前まで祝日を把握されておらず、急遽アポイントメントの変更といった事態もあったほどです。
16日からは、戴冠式のリハーサルで宮殿周辺には護衛の警官たちが集まり、
ダンガベイ沿いの宮殿前から海沿いのメイン道路は封鎖され、
セントラル周辺では大渋滞なども起こっています。
23日の戴冠式当日にお出かけの際は、ぜひ交通情報を事前に確認されることをお勧めします!
開発の激しいダンガ・ベイ向かいの宮殿前には、
この戴冠式に向けて大きな王冠レプリカが建設されました。
このレプリカには、なんと2,000個以上のクリスタルストーンが装飾されているとのこと。
ジョホール州首都の新しいランドマークとして、スルタンから人々への贈り物と位置づけられています。
「イスカンダル計画」がスルタンの名前に由来して名づけられていることからも伺える通り、
ジョホールバルではスルタンの影響力はとても大きくなっています。
スルタンによる投資も多方面に見られ、日本の皇族の存在とは大きく印象が異なります。
特に、現イブラヒム州王は、前イスカンダル州王の意志を受け継ぎ、
マレーシア・イスカンダル計画及びシンガポールとジョホール州の関係向上に貢献すると同時に、
環境保全への配慮を政策として掲げながら開発を推進しているのが特徴的です。
今回の戴冠式は、昨年11月のロイヤルウェディングに続くジョホールバルの大イベント。
どのような賑わいを見せるのか、大変楽しみですね!
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